松浦真沙

桐朋学園大学音楽学部演奏学科(声楽専攻)卒業。同大学研究科(作曲専攻)、アンサンブル・ディプロマコース(ピアノ専攻)修了。パリ国立高等音楽院ピアノ伴奏科および室内楽科修了。吹田音楽コンクール(作曲部門)、奏楽堂日本歌曲コンクール(作曲部門)、日本モーツァルト音楽コンクール(ピアノ部門)などにて入賞。これまでに作曲を石島正博、金子仁美、原田敬子、ピアノを今泉紀子、大崎かおる、小澤英世、ゴールドベルク山根美代子、星野明子、J.ケルネル、声楽を名古屋木実の各氏に師事。
これまでに声楽、合唱、室内楽、伝統楽器を使った作品など様々な作品を手がけており、中でも2012年11月に仙台で初演された東日本大震災復興祈年曲「レクイエム」は、日本のみならずヨーロッパやアメリカなどでも演奏されている。そのほか代表作として、サクソフォーンとピアノのための「海の石」、合唱曲 「花の冠」、マンドリンオーケストラのための幻想曲「伝説」、 フルートオーケストラのための「灯夜」などがある。また、アンサンブルピアニストとしてベルリンフィル、フランス放送フィル首席奏者など、内外の著名演奏 家と多数共演。サクシアーナ国際サクソフォーンコンクール、浜松国際管楽器アカデミーなどで公式伴奏者も務める。Fontecより有村純親(Sax)とのアルバム「ロマンス」(レコード芸術誌特選盤)、「トロイメライ」をリリース。東京芸術大学、上田女子短期大学非常勤講師を経て、現在洗足学園音楽大学講師。