感動は一冊の楽譜から。作曲家が曲に込めた想いを「楽譜」を通じて皆様にお届けしたい。

「クリスマスに歌いたい合唱曲」と言えば…どんな曲を思い浮かべますか?

パナムジカでは創業35周年を記念するプロジェクトとして、2022年秋に出版する新しいクリスマスの合唱作品企画を立ち上げました。

『詩の募集』、『曲の募集』、『予約特典付き楽譜販売』を予定しています。合唱を、音楽を愛し、パナムジカの35年を支えてくださった皆様と「一つの合唱曲を一緒につくろう」という約1年に渡る企画です。

部分的な参加も大歓迎です。老若男女問わず様々な方に参加していただけるよう、応募方法も多数用意しました。何度でも応募できるので、難しく考えずにどんどんチャレンジしてください。

ぜひあなたも「一緒につくるクリスマスの歌」プロジェクトの一員に!たくさんのご応募をお待ちしています。

「メロディー決定」

皆様、たくさんのご応募をいただきましてありがとうございました。
なんと50件を超えるご応募がありました。どれもこれも素晴らしい作品ばかりで、1曲に絞るのが本当に大変でした。
そこで急遽、特別賞を設けることとなりました!合唱曲になるのは大賞の1曲のみですが、特別賞の方には、完成楽譜をプレゼントさせていただきます。

受賞者の皆様、おめでとうございます!


<大 賞>
笠木敦志さん

<特別賞>

田中達也賞 亀井俊一さん
栗原寛賞 ando mariaさん
パナムジカ賞 未弐&K.Tataiさん

合唱編曲担当 田中達也からの総評

栗原さんのことばと、それに心を寄せてくださったみなさんによって完成した詩に、本当にたくさんのメロディーが集まりました。クラシカルな形式の歌曲や弾き語りによるポピュラーソング、音声合成ソフトによる楽曲など、そのスタイルは千差万別。また、1人で複数の作品を応募してくださったかたもいらっしゃり、集まった50曲以上の中からただ1曲を選ぶのは、なかなか大変ではありつつも楽しい時間でありました。

さて、テキストとなった「星のきらめくこの夜に」は細かく分けると7つの部分に分かれています。ここから一つ一つのまとまりに対して音楽的なアイデアを呼応させるか、あるいはもっと大きなドラマを見いだして流れを作るか…など、応募した皆さんの数だけそのアプローチがある、とも言えます。「大賞」を受賞した笠木敦志さんの作品は、メロディーの線的な動きにまず魅力がありました。言葉のイントネーションとあえて距離を置くところがサビへ向かって豊かな音楽を生むきっかけとなっており、また、テキストをより大きな視点から捉えた楽曲の構成や、ほどよい和声感を含んだメロディーの流れなど、全体のバランスが心地よく感じられるものでした。

惜しくも「大賞」とならなかった作品にも惹きつけられる作品が多く、今回は協議のうえで「特別賞」を設けさせていただきました。改めて感謝いたします。『田中達也賞』を受賞した亀井俊一さんの作品は、ギター弾き語りのシンプルなスタイルから溢れるのびやかな歌心に心動かされました。『パナムジカ賞』を受賞した未弐&K.Tataiさんの作品は、聴き手を曲の世界へ誘い込むコード進行の巧みさと、シンプルながらもところどころにスパイスの効いたメロディーが楽曲としての世界を作り上げていました。

このプロジェクトを通して作られていったことばやメロディーの種たちは、きっとまたどこかで大きな花を咲かせてくれるものだと信じています。合唱は出会いの音楽です。みなさんが言葉を、音楽を紡ぎ続ける中で、またどこかで会えることを願うばかりです。

田中達也

作詞担当 栗原寛からの総評

担当のTさんから応募総数を伺った時は、本当に?!と驚いたのですが、応募作品の1曲1曲をじっくり聴かせて(見せて)いただいて、さらにその驚きは大きなものとなりました。

皆さまと作ったひとつの詩から、こんなにたくさんの素敵な世界が生まれるなんて!

選考会では合唱に編曲される1作を選ぶことになっていましたが、それだけではあまりにも惜しく、急遽「特別賞」を設けていただくことになりました。それほどの力作揃いだったわけです。

僕自身は作曲がなかなかできないので、自分の言葉が曲になることには、そのたびに新鮮な感動を覚えます。今回は自分だけではなく、お二人の言葉もご一緒しての詩だったので、よろこびも一入でした。

僭越ながら『栗原寛賞』として選ばせていただいたando mariaさんの作品は、クリスマスの季節の空気を封じこめたような広がりや、ちょっと切ない雰囲気が印象的で、また作詞者の一人として、言葉が音になった幸せを特に感じる作品でした。ご応募は楽譜とインストの音源でしたが、いつの日かこれを生の「声」で聴いてみたいなぁ、なんて思っています。

たくさんのすばらしい作品をありがとうございました。
合唱になったら、僕も歌います。

受賞の皆さま、改めまして、おめでとうございます!!

栗原 寛

笠木敦志さんからのメッセージ

詩を読んだときに讃美歌のような雰囲気を感じました。タイトルワードの「星のきらめくこの夜に」部分から作り始め、冒頭のメロディーはかなり迷いました。全く自信はなかったのでとても嬉しく思っています。

歌詞が完成しました! 

In the Night under Twinkle Stars

Here is the link of the poet's & the arranger's messages and the completed lyrics in English.

詩の空白部分には、藍多つむぎさんと榮麻友子さんお二人の言葉が採用されました。
たくさんのご応募ありがとうございました!

作詞担当 栗原寛からの講評

「詩を完成させるにあたって」 

 素敵な言葉が集まりました。「言葉」はそのまま、「たいせつな思いのかずかず」と言っても良いかもしれません。
 優しさに溢れる言葉。
 せつなさのこもった言葉。
 今の世の中を反映した言葉。
 自分を励ます思い。
 かけがえのない「あなた」への思い。
 みんなが幸せであるようにという、温かな思い。
 短いながらも、おひとりおひとりの心や表情が伝わってくる作品ばかりでした。

 詩のなかに設けた2か所の空白には、おふたりの応募作を選びました。このふたつの作品、本当はどちらももう少し長いのですが、きらりと光るエッセンスを取り出せるように検討し、【合作】というかたちで詩を完成させてみました。
 藍多つむぎさんの作品には、「空」を中心に、天使の声や地上の様子が描かれていました。遠い空から舞い降りる天使と、この空の下で生きている私たち。この対比が巧みだと思います。
 榮麻友子さんの作品は、話し言葉が魅力的です。無邪気な天使の姿や、仲間を思いやり、いたわりあう人びとの姿が見えてくるようでした。
 なお、全体を見て、詩の他の部分と重なってしまいそうな表現については、なるべく意味が変わらないよう留意しつつ、補作させていただきました。
 
 今回、残念ながら選ぶことができなかった作品がたくさんあるのですが、ここから広がって、また新たな世界が生まれるのでは?!という予感もします。ぜひ手もとに温めて、大事に育ててほしいと思っています。

 このあとはいよいよ曲の募集。
 どんな作品になってゆくのか、僕も皆さまと一緒に、ドキドキワクワクしながら過ごします。

栗原 寛

言葉が採用された方からのメッセージ 

藍多つむぎさん
今回採用していただいたこと、大変嬉しく思います。栗原先生の詩の一部になれたことがとても光栄です。どんな合唱曲になるのか今からとても楽しみです。長く歌い継がれる歌になると嬉しいです。

榮麻友子さん
私の言葉が他の方の言葉と合わさり、自分の想像を遥かに超えて素敵な詩が生まれていることに感動しています…
この詩がどんな合唱曲になってどう演奏されていくのか、これからとっても楽しみです!

第2弾 あなたのメロディーを大募集! 終了しました。

完成した歌詞「星のきらめくこの夜に」のメロディーを募集します。楽譜での応募はもちろん、音声データのみでの応募も大歓迎!採用されたメロディーは、作曲家田中達也により混声・女声・男声合唱に編曲されます。子どもから大人まで誰もが口ずさみたくなる素敵なメロディーをお待ちしております!

合唱編曲担当 田中達也からのメッセージ

 「一緒につくるクリスマスの歌」プロジェクト、今までにない試みがたくさんあってとてもワクワクしています。栗原さんとみなさんの手によって完成した詩、素敵ですね。ここに曲をつけていただく、というのが次のステップです。この詩を読んでいただいて心が動いた瞬間をメロディーに乗せていただければと思います。楽譜の形でなくても、ピアノやギターの弾き語りや鼻歌でもかまいません。「あ、できるかも?」と思ったらもうスタートラインを越えていますよ!

 さて、私が合唱編曲をするときに心がけていることがあります。それは、どのような編曲でも「原曲と同じ風景が見える」ようにする、ということです。作曲するあなたがどのような風景をこの詩に見いだし、曲に込めていったか……合唱は「出会い」の音楽だと思っています。どのような風景に出会えるか、いまから楽しみです。多くの出会いがあることを願っています。

田中 達也

オンライン説明会 ~作曲編~ 

「楽譜を書くのは難しそう……」「本当に鼻歌もOKなの?」といった疑問を、合唱編曲を担当する田中達也が解決します!

サンプル音源  音声データで提出する場合の一例です。

※参考楽曲 栗原寛/田中達也「さいはひはここに」

①歌のメロディを弾きながら歌う。

②メロディの開始音のみを弾き、
ア・カペラで歌う。

③和音を弾きながら歌う。

ご応募いただいた作品たちを一挙公開!

「第1弾 あなたの言葉を大募集!」ではたくさんのご応募をいただきました。どれも、このまま眠らせてしまうのはもったいない!  ということで、ここで全作品を一挙に大公開いたします。思いのこもった言葉たちを、皆さんもぜひご覧ください。

第1弾 あなたの言葉を大募集! 終了しました。

作詞担当 栗原からのメッセージ

 クリスマスソングには、讃美歌からポップスに至るまで、たくさんの名曲がありますね。この季節の冴えわたるような空気の中に聞こえてくると、きゅんと切なくなるような、けれど心がほっと温まるような、素敵な時間になるものです。今回は、まさにそれを「みんなで作り上げよう!」というプロジェクトです。

 詩を書くにあたっては、まずパナムジカの皆さんから、35周年によせる思いをつづった文章を届けていただきました。おひとりおひとりの“Spirit”をひしひしと感じさせてくれる、熱いメッセージのかずかず。記念の年とは、思い出を振り返りつつ、あらためて未来を望む機会と言えるでしょう。
 「いま」必要な人に楽譜を届けること、それは(普段は照れくさくて、なかなか言えなかったりしますが)愛や夢、心や思いを届けようとすることに他ならないのではないか…。そんな思いを抱きつつ、クリスマスシーズンに似合う言葉を探して、ひとまずこのかたちとなりました。

 これを完成させるために、詩の中にある「空白」を埋めていただきたいのです。

 空白は「天使の声」や「やさしい歌」が聞こえてきたところに設けてありますが、その声や歌がどんなものだったか想像するもよし、さらなる展開を探すもよし、形式にとらわれることなく、自由な言葉を当てはめてみていただければと思います。

 どんな言葉がやってくるんだろう…?!想像するだけでもわくわくしてしまいますが、ひとりでも多くの方とご一緒できたらうれしいです。どしどしご応募ください!

栗原 寛

オンライン説明会 ~歌詞編~ アーカイブ

作詞担当・合唱編曲担当紹介

作詞担当 栗原寛(くりはら ひろし)

1979年東京都生まれ。
早稲田大学第一文学部日本文学専修卒業。大学入学と同時に「朔日短歌会」(代表:外塚喬)の同人となる。在学中は、早稲田大学合唱団において学生指揮者・ピアニスト等を務め、卒業後、故辻正行氏のもとで研鑽を積む。
第三歌集『Terrarium』(短歌研究社)にて、令和元年度日本歌人クラブ東京ブロック優良歌集賞を受賞。
短歌や詩をテキストとした合唱曲には、元・東京パフォーマンスドールのシンガーソングライター大藤史との合唱曲制作ユニット「ふみくり」の作品や、『栗鼠も、きっと』(信長貴富作曲、音楽之友社)、『あなたがいるから』(なかにしあかね作曲、パナムジカ)、『三つの情景』(田中達也作曲、カワイ出版)をはじめ、相澤直人、二宮毅、森山至貴ほか各氏との作品がある。
現在は短歌の創作、作詞・訳詞のほか、合唱指揮・指導、演劇・ライヴ出演など、精力的に活動中。
現代歌人協会、日本ペンクラブ会員。「クロスロード・アカデミー・コア」メンバー。

合唱編曲担当 田中達也(たなか たつや)

東京学芸大学中等教育教員養成課程音楽専攻卒業、同大学院教育学研究科音楽教育専攻(音楽コース・作曲領域)修了。第15回奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門(中田喜直賞の部)入選。第19回朝日作曲賞佳作(合唱組曲)。合唱作品を中心に作・編曲を手掛け、作品はこれまでにカワイ出版・音楽之友社・パナムジカなど各社から刊行されている。ポップスをはじめ編曲作品も数多く、出版されているものは100曲以上にのぼる。また、各地にてコンクール審査員や講習会・合唱祭の講師を務めるほか、自作を中心に合唱指導も行っている。

問い合わせ先

株式会社 パナムジカ
〒617-0843 京都府長岡京市友岡4-14-10
メール:35th_pmp@panamusica.co.jp
FAX:075-951-8762

チラシ・応募用紙

※ チラシ画像クリックでPDFファイルが開きます。

これまでの35年に感謝を、そしてその先の未来へ 

1986年創業。
パソコンはもちろん、携帯電話すら普及していなかった時代に、専門性とスピードを武器に、音楽業界では珍しかった通販という形でスタートして35年。
京都の片隅の小さな楽譜屋を信頼し、愛用し、力を貸してくださった多くの方々に心からの感謝をこめて、記念企画を開催いたします。

そしてその先の未来へ・・・

社会の仕組みが大きく変わっても、楽譜提供を通じて音楽文化の発展に貢献するという使命は変わりません。更なる飛躍を目指しパナムジカは歩みを進めます。

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