Pawel Lukaszewski

1968年ポーランド南部チェンストホヴァ出身。
ワルシャワのフレデリク・ショパン音楽アカデミーでチェロと作曲の学位取得、ポズナン大学アーツマネジメント学校卒業、ビィドゴシュチュ音楽大学で合唱指揮のポストグラデュエート・ディプロマを取得。
1994年のショパン音楽アカデミー・コンクール優勝を皮切りにポーランド内外で実績を重ねており、1996年からはワルシャワのショパン音楽アカデミーで作曲の指導を行うなど現代ポーランドを代表する作曲家の一人。
2000年代にはチリとアルゼンチンにて招聘教授を務めたほか、2016年からは母校フレデリク・ショパン音楽アカデミー副学長に就任。
その作品は、ポーランドを含むヨーロッパ各国、アメリカ、そして日本など世界各地で演奏されている。
近年ではとりわけイギリスで高い評価を得ており、ホルストシンガーズ、BBCシンガーズ、テネブレ等、名だたる合唱団にその作品が取り上げられ、CD録音も多数。
イギリスを代表する合唱指揮者スティーヴン・レイトンによって、その音楽は「崇高な精神性、神秘的な美しさ」と評される。